FAQ
利用規約
(第1条1.) 観測機器の設置・撤去に係る委託会社は既に決定していますか?利用者が業者を指定することはできますか?
陸上での観測機器(SL)の設置・撤去については、レラテック株式会社指定の現地協力会社に委託することとなります。一方、洋上の観測機器等の設置・撤去は傭船等も含まれることから別扱いとなり、利用者様ーレラテック株式会社間での調整を通じて利用者様手配となる場合もあります。
(第1条4.) ガイドラインとは何を指しますか?
2023年8月現在、作成しているガイドラインはサイト利用に関する安全面のみであり、観測機器に関するガイドラインではありません。
(第3条2.) 観測機器は指定場所まで利用者手配で輸送し、そこからの運搬や機器の据え付けはレラテック株式会社手配で実施(費用は利用者負担)という理解で合っていますか?
はい、ご理解のとおりです。但し、機器の設定(ハードターゲット設定等)は含みませんので、ご注意ください。
(第3条7.)精度検証の結果必要なサンプル数が得られなかった場合、あるいは、3ヶ月間の期間中に風の吹かない日が頻発し十分なサンプル数を得られないような場合は、必要なサンプル数を得られるまでサイト利用料の増額なしに延長可能ですか?または増額なしに延長が可能な日数の目安などはありますか?
洋上観測機器の設置・撤去には海況が大きく影響することから、もし3ヶ月いっぱいの観測をご希望の場合は、設置・撤去の日数に余裕を含めてのご利用申込を推奨いたします。お申込みされた利用期間内に必要なサンプル数を得られなかった場合に、サイト利用料の増額なしに延長が可能な日数は5日間程度となります。サイト利用期間の延長が生じた際の追加金額については、利用規約第5条1.をご参照ください。観測機器1基につき、延長期間が1~5日の場合は追加料金の発生はなし、6~31日の場合は各観測機器の追加利用料1ヶ月分の金額、32~61日の場合は各観測機器の追加利用料2ヶ月分の金額、62日以上は要協議となります。
なお、お申込みされた利用期間以降に別の利用者様のお申込みが既に入っている場合は、サイト利用の延長は難しい旨、ご了承ください。
(第9条2.)データ受領者から委託研究元へ提出する報告書への記載について、受託した研究成果をまとめた報告書をホームページなどで公開する場合、開示データを用いた解析結果の公開に制限はありますか?また、生データの利用は、どの程度許されますか?
開示データを用いた解析結果の公開については問題ございません。引用として記載いただき、本データの認知を高めていただけると幸いです。生データについても、生データそのものを開示しない限り、生データの取扱いも支障はございません。また、研究発表についても同様の扱いとお考え下さい。なお、研究発表等の謝辞には、当試験サイトを記載していただけますと幸いです。
共通(サイト利用等)
本試験サイト利用に係る契約先はどこになりますか?
利用者様からの「利用申込書」の提出に基づき、レラテック株式会社より発行される「承諾書」をもって本試験サイトの利用に係る契約とさせていただいているところ、契約先はレラテック株式会社となります。
問合せ用紙の提出をもって、希望する設置サイトを仮押さえすることはできますか?
陸上での精度検証の場合、問合せ用紙の提出時点では利用者様のご利用要否も定かではないため、仮押さえの手続きはとっておりません。基本的に試験サイトの利用確定は利用者様から提出いただいた「問い合わせ用紙」に基づき、レラテック株式会社より「見積書」をご提出し、当該見積書の金額に同意いただいた上で利用者様から「利用申込書」をご提出いただき、レラテック株式会社による「承諾書」の発行をもって確定となります。
一方、洋上での精度検証では、洋上の占用許可の取得等、陸上とは異なる許認可手続きが必要となり、これら手続きにおいて試験サイトの利用可否を確実とする必要性があると理解しているところ、利用者様とレラテック株式会社間にて許認可手続き等について打ち合わせさせていただき、その間はご希望の試験サイトを仮押さえとさせていただきます。
精度検証に係る相関解析や第三者レポートを追加を希望する場合、これらを実施・委託するのは外部の第三者機関・会社となりますか?
2023年度は、第三者機関・会社に利用者様からご依頼いただく形となります。なお、第三者レポートの要望は数多く寄せられているため、2024年度以降は当試験サイトでも対応できるよう準備を進めております。
陸上サイトについて
SLの精度検証にあたり、測量データの提供は可能ですか?また、測量に関連する追加費用は発生しますか?
架台の設置枠に関する一般的なGPS測量値及びトランシット測量値は既に整備しており、追加費用なしでご提供可能です。「利用申込書」の提出後、予定の設置枠が確定次第、測量データをご提供いたします。それ以上の測量をご希望の場合は、追加費用が発生し、利用者様負担となります。
陸上のライダー観測に必要な電源と基礎については既に用意されており、利用者側での準備は不要であるという理解で合っていますか?
はい、ご理解のとおりです。SL用電源と基礎(架台)は各地点に既に用意されているため、利用者様の準備は不要です。
SLの稼働確認のため、Webカメラを取付けることは可能ですか?
はい、可能です。AC電源の利用や単管パイプへの取付については問題ございません。
DSLは基本2か月間と理解しますが、3ヶ月以上の利用は可能ですか?
試験サイトの利用・予約状況次第ではご利用可能です。利用期間は、フローティングライダーは最大3ヶ月、その他機器は最大2ヶ月と定めております。ただし、当サイトと利用者とで協議のうえ、利用申込書にそれを超える期間を記載し、これを当サイトが承諾した場合は、この限りではございません。追加利用料については、利用規約第5条1.をご参照ください。
洋上サイトについて
FLS設置に必要な許認可は、試験サイトにおいてすでに取得済でしょうか。利用者が必要な手続きについて教えてください。
事前の調整は当社で行っていますが、FLS毎の個別許認可手続きはご利用者様に手続きしていただく必要がございます。NEDO洋上風況観測ガイドブック p.31「表7.1FLS設置に関する許認可手続きの流れの例」を参考にすると、項目3、4、6及び7の許認可手続きが必要です。
3. 航路標識設置許可申請等
4. 海域占用許可申請
6. 工事許可申請等
7. 港湾施設利用申請
なお、当試験サイトの洋上サイトでの観測機器設置に係る許認可手続きの経験を有さない利用者様には当試験サイトによる許認可サポートの側面支援を推奨しております。
洋上サイトでの観測機器の設置に係る許認可取得までにかかる時間は何か月程度ですか?
許認可手続きの事前調整(海上保安部への相談等)を含めると、3か月程度を見込んでいただけるとよいかと存じます。